夜職の収入は、時給だけで決まるわけではありません。カギになるのが「ドリンクバックの条件」です。
ドリンクバックとは、時給に上乗せされる歩合報酬のこと。グラスやボトルの種類によって金額が変わり、条件次第で日給は大きく変動します。
本記事では、元キャバ嬢の視点から、仕組み・相場・業種別の給料シミュレーションまでわかりやすく解説します。
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ドリンクバックとは、時給とは別にもらえる歩合報酬のこと。
夜職ではお客さんがキャストにドリンクをごちそうすると、代金の一部が給料に上乗せされる仕組みになっています。ドリンクが出るたび収入が増えるため、「夜職は稼ぎやすい仕事」だと言われているのです。
仮に4時間勤務でドリンクが10杯出れば、それだけで1,000円〜5,000円以上上乗せされる場合も!
ただし、ドリンクバックの金額や条件はお店によって大きく異なります。細かなルールがあるため事前確認は必須です。
つまり、夜職で稼げるかどうかは「時給」よりも「バック条件」に左右されると言っても過言ではありません。

ドリンクバックは、大きく分けて「グラスバック」と「ボトルバック」の二種類です。ドリンクの種類によって売上単価が異なるため、還元方法も分かれています。
何が対象で、いくら戻るのかを把握することが収入アップの第一歩。それぞれ詳しく見ていきましょう!
・カクテル・ビール :1杯100円〜300円
・テキーラ・ウォッカなどのショット :1杯400円〜1,000円
※店舗によっては売上の◯%還元の場合もあり
グラスバックは、ドリンク1杯ごとに固定額がもらえる仕組み。カクテルやビールなどは単価が比較的低いため、1杯あたり○○円と金額が決められています。
なおショット系は単価が高いため、通常のドリンクよりバックも高めに設定されている場合が多めです。
杯数を重ねることで、確実にバック金額を積み上げられるのがグラスバックの特徴だと言えます!
・シャンパン:10%〜30%
・焼酎・ウイスキーなどのキープボトル:10%前後
ボトルバックは、ボトル売上の何割かが給料に加算される歩合制度。上記のように、シャンパンや焼酎、ウイスキーなどのボトルは単価が高いため、固定額ではなく「売上の数%」という形で還元されます。
たとえば5万円のシャンパンで20%バックの場合、1万円がそのまま上乗せされるわけです!
ボトルバックは単価が高い分、収入への影響も大きい制度。1本入れば、日給が大きく跳ねやすいでしょう。
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| 種類 | 相場 |
|---|---|
| グラスバック(カクテル・ビールなど) | 1杯 100円~300円 |
| グラスバック(ショット) | 400円~1,000円 |
| ボトルバック | 10%~30% |
ドリンクバックの相場は、グラスで100円〜300円、ボトルは10%〜30%が目安です。ドリンクの単価や業種によって還元率が異なるため、バック金額にも幅があります。
上記の表はあくまで目安ですが、都市部のキャバクラは高め、地方のスナックは割合が高めといった傾向があります。
業種やエリアによって差があるため、事前に相場を知ったうえで、自分が働くお店のバック条件を比較するようにしましょう。

ドリンクバックを含めると、日給は大きく変わります。
ここでは業種ごとに、ドリンクバック込みの給料をシミュレーションしました。働く前の収入イメージづくりに役立ててください!
・時給:4,000円
・勤務時間:4時間
・グラスバック:100円×5杯
・ボトルバック:20%
例:時給4,000円×4時間勤務+グラスバック500円=16,500円
キャバクラは、時給が高めに設定されているうえ、ボトルバックの割合も比較的高い業種です。ボトルが出るかどうかで、日給は大きく変わります。
たとえば5万円のボトルが1本入った場合、5万円 × 20% = +10,000円で「26,500円の稼ぎ」となるわけです。バックの伸び幅が大きいため、売上次第でしっかり稼ぎたい人に向いている業種でしょう。
・時給:3,500円
・勤務時間:3時間
・グラスバック:200円×10杯
・ボトルバック:10%
例:3,500円×3時間+グラスバック2,000円=12,500円
ラウンジは、キャバクラに比べてボトルバックの割合がやや控えめな傾向です。
代わりに、グラスバックの単価が高めに設定されているお店も。仮に3万円のボトルが1本入った場合、3万円 × 10% = 3,000円が追加され、1日のお給料は15,500円となります。
大きく跳ねるというよりは、グラスを積み重ねて安定的に上乗せしていくスタイルだといえるでしょう。
・時給:1,500円
・勤務時間:6時間
・グラスバック(カクテル):100円×8杯
・グラスバック(ショット):500円×3杯
例:1,500円×6時間+グラスバック800円+ショット1,500円=11,300円
ガールズバーは「時給ベース+ショットで加算」という収入構造が特徴。
基本は、長時間勤務で安定して時給を積み上げるスタイルです。そこへショットバックが加わることで、日給に差が出ます。特にショットは単価が高いため、数杯入るだけでも収入は伸びやすいでしょう。
・時給:1,300円
・勤務時間:5時間
・グラスバック(カクテル):200円×6杯
・グラスバック(ショット):400円×2杯
例:1,300円×5時間+グラスバック1,200円+ショットバック800円=8,500円
コンカフェは、時給自体は控えめな設定が多い業種です。その分ドリンクバックはもちろん、チェキバックといった物販などのオプション収入で積み上げていくのが中心になります。
また、中にはグラス単価が比較的高めのお店もあるため、杯数次第で手取りにプラスしやすいはずですよ。
・時給:2,000円
・勤務時間:3.5時間
・グラスバック:100円×10杯
・ボトルバック:30%円
例:2,000円×3.5時間+グラスバック1,000円=8,000円
スナックは決して派手な時給設定ではないものの、ボトルバックで収入が動きやすいのが特徴。
一方で、ボトルバックの割合が高めなお店も。そのためボトルの有無がその日の手取りを左右するのです。
たとえば4万円のボトルが1本入った場合だと、4万円 × 30% = 12,000円が加算され、手取りは20,000円となります。短時間勤務でも、ボトル次第で大きく上振れする可能性も大いにあるでしょう。

ドリンクバックは、必ず発生するとは限りません。勤務形態や契約条件によっては、バックが対象外になるケースも。働く前に「バックがつく条件」を確認しておきましょう!
体験入店では、ドリンクバックがつかない店舗もあります。体験入店はいわゆる「お試し勤務」の扱い。そのため、歩合をつけない仕組みにしているお店も多いのです。
とはいえ上記のようなケースもあるため、体験入店では「バック込みかどうか」を必ず確認しましょう!
・フリー:指名がないお客さんにつくこと
・ヘルプ:本指名キャストのサポートで席につくこと
フリーやヘルプの場合、ドリンクバックがつかない場合があります。バックは「本指名」に紐づく仕組みにしているお店も多いためです。
お店によっては、上記のようなルールがあるケースも少なくありません。誰の・何の売上として計上されるかで、バックの有無が決まるといえます。
派遣出勤も、ドリンクバックがつかない場合がほとんどです。何故なら派遣は「時給保証型」の契約が多く、歩合を含まない条件で募集しているためです。
上記の通り、条件は店舗ごとに異なります。派遣は基本的に「時給固定で働く形」が前提。したがって、歩合を期待する働き方ではない点を理解しておくと安心です。
求人を見るときは「時給+バック条件」をセットで確認するのが重要です。ドリンクバックの条件が良いお店を選べば、同じ勤務時間でも収入は大きく変わりますよ!
✅ドリンクバックとは、時給に加算される歩合報酬
✅グラスバックとボトルバックの2種類がある
✅業種ごとに収入構造が異なる
✅体入・フリー・派遣はバック対象外になる場合がある
ドリンクバックは、夜職の収入を大きく左右する重要な仕組みです。たとえ時給が同じでも、バック率や単価によって日給は数千円〜1万円以上変わります。
働く前に条件を把握しておくことが、安定して稼ぐ近道!そのため求人を見るときは、時給だけで決めないのが大切です。バック条件まで比較すれば、収入の差ははっきり見えてきますよ。
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チーママ ゆきこ
チーママのゆきこです❄️キャバ嬢からスナックに転身して早数年、気がつけば夜職でしか生きられなくなりました!笑 長年の経験から得た知識を皆に発信していきますね~😉よろしくお願いします💕
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