このように、ラウンジに興味がある方の中にはラウンジ嬢の仕事内容がよく分からないという方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ラウンジのお仕事について解説。ラウンジ嬢の具体的な仕事内容の説明や、1日の流れなどをご紹介します。
読めばラウンジ嬢になって働くイメージができるはずです。ラウンジに興味がある方は、ぜひ参考にご覧ください。
そもそもラウンジがどんな場所か分からないから、仕事内容が全くイメージできないという方もいるでしょう。
ラウンジは、客と女性キャストが同席して会話をしたりお酒を飲んだりして楽しむお店です。
ホテルや空港にあるラウンジをイメージしており、上品で落ち着いた雰囲気が特徴。店内にはテーブルや椅子、ボックス席などが設置されています。
価格帯が高いことから、客層は社会的に地位のある方や富裕層が多め。
またキャストの採用基準が高いのも特徴で、ナイトワークで最も入店するのが難しいと言われている業種です。
ラウンジ嬢の仕事内容は、大きく分けると「複数人相手の接客」「お客様とお酒を飲む」「お客様との営業連絡」「同伴・アフター」の5つです。
それぞれ具体的に解説していきます。
ラウンジ嬢のメイン業務とも言えるのが、複数人での接客です。
来店したお客様の人数に関わらず、ラウンジではキャストが複数人で同席して接客にあたります。また団体で訪れるお客様もおり、大人数で会話をすることも少なくありません。
そのためマンツーマンではなく、複数人で会話をしたり場を盛り上げたりするのがラウンジ嬢のお仕事です。
ラウンジの接客では、お客様が注文したお酒を一緒に飲みながら会話をするのが一般的です。
お店によってはラウンジ嬢にドリンクバックが支給されるので、注文が増えるほどお給料も高くなります。
ただし、ラウンジ嬢は必ずお酒を飲まなければいけないというわけではありません。アルコールが苦手であったり未成年であったりする場合は、飲まずに働くことも可能です。
お客様との営業連絡もラウンジ嬢のお仕事の一環です。
ラウンジには担当制というシステムがあり、お客様から本指名されたキャストが固定で接客にあたります。
本指名されたラウンジ嬢は、お客様が来店するたびに指名料バックが支給されたりお店から評価されて時給が上がったりします。
そんなラウンジ嬢にとって重要な本指名の獲得に繋がるのが、営業連絡です。来店してくれたお客様にメッセージでお礼を伝えたり連絡を交わしたりして、信頼関係を築いて指名に繋げます。
また担当になってからも、リピートしてもらうためには営業連絡が欠かせません。営業連絡はラウンジ嬢の稼ぎに影響する大切なお仕事です。
ラウンジでは、お客様との同伴やアフターが発生する場合もあります。
同伴は、お客様と店外デートをしてから一緒にお店に出勤すること。アフターは、閉店後にお客様とご飯を食べに行ったり遊びに行ったりすることです。
同伴もアフターも強制ではないので、必ず発生する業務というわけではありません。
ただしお客様と信頼関係を築けるほか、バックが支給されたりお店に来店する口実をつくれたりなどのメリットも少なくありません。
そのため、同伴やアフターに積極的なラウンジ嬢は多いです。
お店によって変わりますが、ドリンクを作るのもラウンジ嬢の仕事です。
ラウンジではボーイがお酒をつくるのが基本ですが、中にはボーイがいないお店もあります。
そのため接客だけでなく、お酒づくりがラウンジ嬢の業務に含まれている場合があるというわけです。
業務の一環として、SNS運用をしているラウンジ嬢は少なくありません。
なぜならSNSでの発信を通じて認知度を上げたり興味を持ってもらえたりすれば、集客に繋がるからです。
個人で集客をしてくれるラウンジ嬢は、お店に重宝されます。
とはいえ、SNS運用は必須の業務ではありません。あくまで任意ですが、メリットも多いの業務のひとつとして考えておくと良いでしょう。
「仕事内容は分かったけど働き方がイメージできない」という方のために、以下の6つのステップに分けてラウンジ嬢の1日のお仕事の流れをご紹介します。
同伴の予定がある場合は、営業時間前の店外デートからお仕事が始まります。
何をするかによって店外デートの所要時間は変わりますが、お店の営業開始に間に合うようにスケジュールを組むのが基本です。
待ち合わせ時間に遅れないようにするのはもちろんのこと、同伴出勤する際はお店への事前報告を忘れないようにしましょう。
店外デートを楽しんだ後は、お客様と一緒にお店に向かいます。
同伴がない場合は、勤務開始の30分前にはお店に出勤します。
21時出勤であれば、20時30分にはお店に着いているようなイメージです。
30分ほど余裕を持っておくのは、事務的な手続きを済ましたりヘアメイクをしたりする時間が必要だからです。
出勤時間にはお客様を接客できるように、準備を整えておかなければなりません。
お店がオープンしてお客様が来店したら、接客にあたります。
本指名のお客様がいれば優先的に担当しますが、いない場合はフリーのお客様を接客します。
フリーのお客様の場合、接客時間は1組20分程度。時間がきたらボーイの指示に従って違う卓に着いて、接客をするという流れです。
もしフリーのお客様に気に入られて場内指名をしてもらえたら、延長で接客します。
退勤時間になったら、接客は終わりです。
閉店後の締め作業はラウンジ嬢の業務ではないため、アフターの予定がなければすぐに帰れます。
送迎があるラウンジなら、専属のドライバーやお店のスタッフが車で自宅付近まで送ってくれるので帰宅が楽です。
アフターに行く場合は、閉店後に別のお店に移動します。
深夜に空いているお店は限られているため、近くのバーや飲食店に行くのが一般的です。
2時間くらい飲食や会話を楽しんだら、現地で解散して帰宅になります。
帰宅後は、お客様に来店や同伴・アフターなどのお礼の連絡をします。
必ずしなければならないという決まりはありませんが、お客様との信頼構築を築くうえでは重要なことです。
そのため出勤前や退勤後などの隙間時間を使って、営業連絡をするのが一般的です。
ラウンジ嬢のお仕事に関して、よくある質問と回答をご紹介します。
抱えている疑問を解決できるかもしれないので、ぜひ一読してみてください!
中にはドレス着用やパンツ禁止といった指定があるお店もありますが、基本的には服装に関して厳しい規定は設けられていません。
お店の雰囲気やお客様からの印象を考えて私服を選びましょう。
ただし店舗によっては指名・同伴・ドリンクなどに対してバックを設けているので、各種バックもお給料に加算されます。
詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
代表的な違いは、接客スタイルです。キャバクラはマンツーマンで接客するのが基本ですが、ラウンジでは複数人で接客にあたります。
その他ラウンジとキャバクラの違いについては、こちらの記事で詳しく説明しているのでぜひご覧ください。
活躍できるとは限りませんが、キャバクラやスナックなどの夜職の経験があれば問題なく働けるでしょう。接客が苦手でなければ、働きながら慣れていくはずです。
しかしラウンジは、ナイトワークで最も採用されるのが難しい業種と言われています。
もし面接を受ける際には、しっかり準備したうえで臨むべきでしょう。少しでも合格率を上げたいという方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
我慢する必要はないので、もし触られたらしっかりとお客様に禁止であることを伝えましょう。
ボーイに相談すれば、注意してくれたり席を変えてくれたりします。
ラウンジ嬢の仕事内容や1日の流れをご紹介しました。
お客様と会話をするだけでなく、ドリンクをつくったり隙間時間で営業連絡やSNSを運用したりもします。とはいえ、やはりラウンジ嬢のメイン業務は接客です。
営業中はもちろん同伴やアフターの時間も考えると、お仕事のほとんどがお客様との会話になるでしょう。
接客に抵抗がないのであれば、ぜひラウンジバイトを検討してみてはいかがでしょうか?
うがぽん
現役ラウンジ嬢のうがぽんです😽昼職と掛け持ちしながら、夜は会員制のお店にちょこっと出勤しています!学生のときに始めた夜職も気づけばすっかりベテラン枠に(笑)。さまざまなお店を渡り歩いてきた経験をもとに、ラウンジ関連の情報を記事にしてお伝えできればと思います💡
このライターの他の記事を見る