ラウンジ嬢として稼ぐにあたって重要な、“場内指名”の獲得。
場内指名はナイトワークではお馴染みの指名制度で、獲得できればバックが支給されたり本指名に繋がったりしてお給料を増やせます。
今回はそんなラウンジの場内指名について、「場内指名とは何か?」にはじまり本指名との違いや獲得するメリットをご紹介。
また、取り方や本指名へと繋げるコツなども解説しています。
ラウンジのお仕事に興味がある方はもちろん、「場内指名が取れない」と悩んでいるラウンジ嬢もぜひ参考にしてみてください。
ラウンジの場内指名とは、フリーのお客様が営業中に気になったキャストをその場で指名することです。
基本的に担当のいないフリーのお客様には、複数のキャストが20分程度ずつ交代しながら接客します。
その中でお客様が気に入ったキャストがいれば、場内指名をすることで時間を延長して会話ができるというシステムです。
獲得した分だけお給料が増えたりお店からの評価が上がったりなど、ラウンジ嬢にとってさまざまなメリットがあります。
ラウンジの場内指名と本指名の大きな違いは、指名が“一度限り”か“継続的”かどうかです。
場内指名はお客様が店内で気になったキャストともう一度話すのが目的の指名で、その場限りになります。
対して本指名は、お気に入りのキャストに接客してもらうための指名です。指名されたキャストは、そのお客様が来店するたびに担当として継続的に接客にあたります。
つまり場内指名は一度限りのお試しで、本指名は今後も接客をしてもらいたい本命キャストを指名するという意味合いです。
ラウンジ嬢にとって場内指名は、ただお客様との会話を延長するだけのシステムではありません。
ここではラウンジ嬢が場内指名をもらうことで得られるメリットを3つご紹介しているので、ぜひ確認してみてください。
ラウンジでは場内指名を獲得したキャストに対して、時給とは別にバック(歩合給)を支給しています。
一般的なラウンジは1,000円前後、会員制なら2000円前後が場内指名バックの1本あたりの相場です。
小さな積み重ねではありますが、取れば取るほどお給料を増やせるのが場内指名を獲得するメリットのひとつです。
場内指名バックを獲得しているキャストはお店から高く評価されやすく、シフト面でも優遇される傾向にあります。
ラウンジではお客様数が少ない日に、キャストの出勤人数を制限する場合があります。その際、優先して出勤させるのが、日ごろ指名を獲得していてお客様に人気があるキャストです。
つまり場内指名を取っているキャストはお店にとって価値の高い存在とみなされ、安定して出勤しやすくなるというわけです。
場内指名を獲得できると、本指名に繋げやすいというメリットがあります。
単純に他のキャストよりお客様と接する時間が増えるため、本指名を獲得するチャンスが高まるというわけです。それに場内指名をしてくれたお客様は、自分を気になっているということになります。
会話で楽しんでもらえたり連絡先を交換したりしてお客様との距離を縮められれば、次回来店時に本指名へと発展する流れは自然です。
現役で活躍している人気ラウンジ嬢に聞いた、「場内指名を取るために意識していること」を3つご紹介します。
「なかなか場内指名が取れない」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
当然ですが、お客様と会話をして良い印象が残せれば、場内指名を獲得できる可能性を高められます。
「あの女の子は会話をしていて楽しかった」とお客様に思ってもらうには、やはり自分から話して楽しんでもらう意識が大切です。
接客をする際には、ただお客様の話を聞くだけにならないように意識してみてください。
一度目の来店で場内指名されなかったとしても、連絡先を交換しておけば次回来店時の指名に繋げられる可能性があります。
連絡先を交換できたら、メッセージのやり取りを通じてお客様との距離を縮めましょう。
ただ来店を促すようなメッセージばかり送ったり過度に連絡したりすると、「営業がしつこい」「めんどくさい」と思われてしまうため注意してください。
場内指名を取りたいなら、自分からアピールするのも大切です。
おねだりするとノリで応えてくれる場合もありますし、アピールされないと「指名されたくないのかな?」と考えてしまうお客様もいます。
しつこくおねだりするのは避けるべきですが、せっかくのチャンスを逃さないためにも離席前にアピールをするのはおすすめです。
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ラウンジ嬢として稼ぎたいなら、場内指名から本指名へと繋げていくのが大切です。
本指名を獲得できれば安定して指名バックがもらえるようになり、収入面でも大きなプラスになります。
ここでは、場内指名から本指名に繋げるコツをご紹介します!「場内指名は取れるけど本指名が取れない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
お客様とは、マメに連絡をやり取りして信頼関係を築くようにしましょう。
上手く連絡をやり取りすればお客様との距離を縮めて、本指名してくれる可能性を高められます。
来店を促す営業連絡ではなく、趣味の話や今日あったことなどの日常的な会話をするのがポイントです。
お客様に合わせて、自然なやり取りを一日複数回程度するように意識しましょう。
本指名に繋げたいなら、接客中に同伴の予定を決めてしまうのもおすすめです。
その場で予定を決めてしまえば、お客様が離れてしまうのを防げます。また店外でプライベートな時間を過ごす同伴は、お客様との距離をグッと縮めて本指名を獲得するチャンスです。
場内指名をされたなら、ぜひ無理のない範囲で同伴出勤に誘ってみてください。
内指名から本指名に繋げるためには、お客様のタイプに合わせてアプローチすることも重要です。
お客様の趣味が分かれば、盛り上がる話題を振れたり同伴に誘いやすい切り口が分かったりします。来店した目的が取引先の“接待”であれば、気配りを意識した立ち回りが気に入られやすいでしょう。
またお客様がリピートしてくれそうなタイプかを見極めることも大切です。例えば団体客の場合、付き合いで来ているだけの人はリピートする確率が低いと考えられます。
アプローチしても無駄になる可能性が高いため、リピートしてくれそうなお客様をターゲットにした方が本指名に繋がる確率は高いでしょう。
卓についている間にお客様の様子や情報をしっかり観察して、アプローチを考えるように意識してみてください。
場内指名に関して、よくある質問と回答を3つほどご紹介します。
基本的には、ラウンジでは場内指名ノルマを設けていません。自由なペースで働けるのもラウンジの魅力です。
ただしあまりにも指名が取れていない場合、お客様数が少ない日に出勤を制限される場合があります。安定して出勤したいなら、ある程度場内指名を取るように意識しましょう。
接客面だけで採用が決まるわけではないため、場内指名が取れなかったから落ちるということはありません。
場内指名を取れたのに不採用になる人もいれば、取れなくても採用される人もいます。
出勤ごとに取れていれば問題ありません。
入店後間もない期間を除いて取れない状況がしばらく続くと、出勤調整や時給ダウンの対象となる可能性があります。
ラウンジ嬢として時給以上にお給料を稼ぎたいなら、場内指名の獲得が欠かせません。
取った分だけお給料を増やせるうえに、お店からの評価も上がって時給アップに繋がる場合もあります。
さらに本指名へと繋げられたら、安定した指名バックの支給にも期待できます。ぜひ場内指名の獲得を目指して、本記事で紹介した取り方やコツを参考に接客してみてください!
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うがぽん
現役ラウンジ嬢のうがぽんです😽昼職と掛け持ちしながら、夜は会員制のお店にちょこっと出勤しています!学生のときに始めた夜職も気づけばすっかりベテラン枠に(笑)。さまざまなお店を渡り歩いてきた経験をもとに、ラウンジ関連の情報を記事にしてお伝えできればと思います💡
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