ナイトワークに関わっていると、「銀座のママ」や「高級クラブのママ」なんてワードをよく耳にする人も多いのではないでしょうか?
クラブのママどんな仕事をしているのか、どうすればなれるのかを知りたい人も多いはず。
この記事では、お店での役割やママになるまでの流れ、年収や向いている人の特徴などを解説していきます!
ママを目指している人も、ママが何をする人なのかを知りたい人も要チェックです!
【この記事で紹介しているスナック求人をチェック】
≫東京【ル・ジャルダンⅡ】
≫東京【club Ca et La】
≫京都【倶楽部風華】
まずは、クラブのママの種類について解説していきます。
お店の経営を行っているオーナーがおり、オーナーに雇われてママとして働く人を雇われママと呼びます。
お店の経営方針を決めるのはオーナーのため、雇われママはあくまで現場の責任者のようなポジションです。
お店で長く働き売上を作っていたホステスが、昇進して雇われママになるケースがほとんど。
中には雇われママを経て、後述するオーナーママとして独立する人もいます。
オーナーママと比較すると経営方針の決定権は少ないですが、その分担当業務も少ないため、接客や教育に力を入れられるメリットがあります。
自分でお店を経営しているのがオーナーママです。
オーナーママは経営者にあたるため、経営方針の決定権を全て持っており自分の裁量でお店を経営できます。
また家賃や人件費、消耗品や酒代などの維持費も払わなければいけません。
さらに接客や教育以外にも、事務作業や経理周りも担当しています。
そのため前述の雇われママと比べると、業務量はさらに多いでしょう。
代わりにホステスの雰囲気や衣装、仕入れるお酒の種類なども自分で決められます。
「自分のお店を持ちたい!」と考えている人にとっては、憧れのポジションでしょう!
クラブのママはお店ではどんな役割なのでしょうか?
主な仕事内容について下記にまとめました!
クラブのママの仕事内容
●ホステスの育成
後輩の育成はママの仕事の中で一番大切なお仕事です。クラブはお店全体で売り上げを作るため、若いホステスの教育は欠かせません。時にはホステスの相談や悩み事を聞いてあげる時もあります。
●お客さんへの挨拶周り
自分のお客さんではなくても、来店したお客さんの卓には必ず挨拶に行きます。お店の責任者としての礼儀でもありますが「ママが挨拶に来てくれた」と特別感を与えるためにも大切な時間です。ホステスがちゃんと会話を盛り上げられているか確認し、お客様が帰る際はお見送りします。
●経理や事務作業
オーナーママになると、お店の経理関係や求人対応などの事務作業もこなさなければいけません。また税務署とのやり取りや役所関係の手続きなど、難しい仕事にも対応します。経営者にあたるため、お店を経営するための勉強も必要になります。
●常連さんにお中元やお歳暮、年賀状を送る
クラブのママとして、常連さんへの季節の挨拶も欠かせません。クラブはナイトワークの中でも、よりお客さんとの信頼関係が重要な業種。お客さんとの思い出を増やすために、時間を削って営業するのもお店のために重要な仕事です。
上記の通り、ママの仕事は多岐に渡ります。
自分のお客さんだけではなくお店全体を考えて動かなければいけないため、より視野の広さが必要なポジションです。
クラブのママ達は、どんな流れでママになれたのでしょうか?
雇われママとオーナーママに分けて解説していきます!
雇われママになるためには、まず自分が働いているお店で売り上げを作る必要があります。
そこから実績を買われ雇われママに昇進するケースが主流です。
またママになるためには売り上げだけではなく、お店全体を見る力やチームワークも大切です。
実力に加えて、お店をまとめられる人間性がある人はママ昇進への道も期待できるでしょう!
雇われママとして実績を積みつつ、独立資金を貯めてオーナーママとして独立する人がほとんどです。
また中には費用を払って他のお店を譲り受ける人もいます。
独立のためには経営の勉強や安定した太客作り、ホステスと黒服との人脈作りなど、様々な準備が必要です。
そのため雇われママになってから独立までは、最短でも5年近くかかると言われています。
雇われママとして活躍しながら、独立までのプランを明確に考えておくのもとても重要です。
クラブのママを目指す上で、最も気になるであろう給与事情。
ママの給与の仕組みは、下記のようになっています。
オーナーママの方が雇われママよりも収入が高いイメージもありますが、場合によっては雇われママの方が収入が高い可能性もゼロではありません。
またオーナーママ、雇われママのそれぞれの平均月収は下記の通りです。
お店の知名度やエリアによっては、さらに収入を伸ばせる人も!
自分の頑張り次第で収入を伸ばせるのは、一番のやりがいと言っても過言ではないでしょう。
ここからは、おすすめのクラブ求人をご紹介していきます!
●面倒見のいい名物ママがいるお店!毎月ママによる講習会も開催◎
●憧れの銀座でクラブデビュー♪未経験でもイチから丁寧にレクチャー!
●惜しみない広告で集客力も抜群!紳士的なお客さんばかり♪
ル・ジャルダンⅡ
業種:クラブ
募集エリア:東京
求人URL:https://emily-job.jp/club/tokyo/city230/2335/
●30年以上愛される老舗店!長年培ったノウハウで安定して働ける◎
●衣装一式レンタル完備!ドレスがなくてもすぐにお仕事スタート!
●エリアトップクラスの高時給+各種高額バック!短時間でもしっかり稼げる!
club Ca et La
業種:クラブ
募集エリア:東京
求人URL:https://emily-job.jp/club/tokyo/city253/8252/
●人気の祇園エリア!落ち着いた富裕層のお客さんばかりで働きやすい◎
●未経験も大歓迎!分からないことは優しいママがしっかりレクチャー!
●厳しいノルマも一切なし!気軽に働きたい人も要チェック!
倶楽部風華
業種:クラブ
募集エリア:京都
求人URL:https://emily-job.jp/club/kyoto/city745/8985/
ナイトワークの
体験入店・バイトを探すなら
体入エミリー
北海道・東北
関東
中部
関西
中国・四国
九州・沖縄
次に、クラブのママとして活躍できる人は、どんな特徴があるかを解説していきます!
仕事のために、常に自分のアップデートができる人はママに向いているでしょう。
クラブのお客さんは地位が高い人も多いため、お客さんと対等に会話できるよう日々勉強するのも欠かせません。
また勤務中だけでなく、プライベートの時間も使ってお客さんとの交流を忘れないのも重要です。
前述の通り、クラブはお客さんとの信頼関係が何よりも大切。
マメに連絡を入れたり食事に行ったり、日常的にお客さんを気遣うのも仕事に対する向上心があると言えるでしょう!
お客さんはもちろん、働くホステスや黒服からも好かれるているのも特徴のひとつです。
クラブのママは、容姿の良さだけではなくどれだけ居心地のいい関係性を築けるかがカギ。
特にクラブは個人での売り上げよりもお店全体の売り上げが大切なので、周囲をまとめられる力は必要不可欠です。
自分の周りに輪ができるような人は、クラブのママに向いているでしょう。
自分のお客さんだけではなく、お店全体を見て行動できる視野の広さも重要です。
特にママは、後輩のホステスの教育係や黒服の指示役でもあります。
上手く会話ができていないホステスがいれば、さりげなくフォローしてあげるのもママの役目。
またオーナーママともなれば、接客のみならず営業戦略やお金のやりくりも考えなければいけません。
クラブのママとして活躍している人は、お店の裏側まで気を回せる力がある人ばかりですよ!
ここからは、銀座のクラブで有名なママ達をご紹介したいと思います!
出典:https://www.instagram.com/nanae.karasawa/?utm_source=ig_embed&ig_rid=92a49c99-2168-4769-b1c5-08f41c2d95ba
キャバクラを経験し25歳の時に銀座でクラブデビュー。
高級クラブを渡り歩き、現在はオーナーママを勤める傍ら、経営者としても活躍しています。
芸能人との交流も広く、テレビやYoutubeなどのメディア出演も率先して行っています。
出典:https://www.instagram.com/ayakayui/?hl=ja
銀座『ClubMirazur』の社長兼ママでもある彩花ゆい。
福岡/中州のキャバクラでグループ最高売り上げを達成後、2023年3月末に同店を引退。
その後2020年に銀座の有名キャバクラに移籍し、初月1,200万を売り上げた実力の持ち主です。
2021年に社長兼ママとして『Mirazur(ミラジュール)』を開店し、今では銀座を代表するママとして活躍しています。
出典:https://www.instagram.com/mikaland0402/
『Ginza Club LALIQU』のママ、川西 美華。シンガーソングライターとして活躍する傍ら、複数のキャバクラで活躍。
その後様々なクラブに在籍をし『Brilliant』のオーナーママになりました。
残念ながら『Brilliant』は現在は閉業しています。
現在は大手ベネグループが2023年にオープンした『Ginza Club LALIQU』のママとして活躍しています。
出典:https://www.instagram.com/asuka_blair/
銀座『クラブBlair』のママ、白石明日香さん。
学生時代京都のラウンジでナイトワークデビュー。その後26歳の時に銀座のクラブに移籍。
数々の有名店でNo.1を獲得し、30歳の時に現在の『クラブBlair』のママになりました。
現在はヘアサロンや美容クリニックも経営する実業家です。
出典:https://www.instagram.com/yamaguchi1422/
銀座『CLUB GRES』のオーナーママ、山口 さゆりさん。
19歳から銀座で働きはじめ、あっという間にNo.1まで上り詰めた実績の持ち主。
27歳の時に『CLUB GRES』の雇われママとして3年間活躍。その後2008年に先代ママからお店を引き継ぎ、現在は2代目オーナーママとして活躍しています。
作家や著名人との交流も深く、人望の厚さも垣間見えます。
最後に、クラブのママについてよくある質問に回答していきます!
A.一般的には30代~40代が中心です。
20代で経験を積み、30代から雇われママ、40代からオーナーママとして独立する人が多い傾向にあります。
ただし中には、20代後半~30代前半でママになる人も。
特に高級店は年齢よりも実力主義なので、20代からママに抜擢されるケースも少なくありません。
キャバクラやガールズバーなどは20代~30代前半で卒業する人も多いですが、収入を伸ばしながら長く活躍できるのはクラブの最大の魅力でしょう!
A.クラブのママに年齢制限はありません。
中には50代や60代でも現役のママとして活躍している人も!
また現場には顔を出さずに、雇われママを雇ってオーナーとして専念する場合も少なくありません。
その場合でも、お店のブランディングやホステスの教育には携わります。
さらに年齢を重ねると、クラブの経営以外にも他の事業を始め、経営者として活躍するのもよくある傾向です。
A.お店の規模によりますが、1,000万円以上はかかるでしょう。
飲食店のオープンにはおよそ1,000万円かかると言われています。
さらにクラブはインテリアや装飾も凝っているお店が多いため、一般的な飲食店よりも内装に費用がかかるお店もあります。
また銀座や六本木などの人気エリアに出店すると、3,000万円~5,000万円近くかかるケースも!
雇われママとして働きながら人脈を広げて、出資してくれる人を探すのもよくある手法です。
A.ママは個人事業主にあたるため、確定申告をしています。
確定申告をしなければ脱税になってしまうため、ママだけではなくホステスも必ず確定申告が必要です。
特に月に数百万以上稼ぐ人は、税理士に依頼している人もいます。
ナイトワークでは、衣装代や美容代、営業に使ったスマホの通信料なども経費として認められます。
そのため、必ずその年の領収書を保管しておきましょう。
またママになると、お店の女の子から税金の相談を受ける場合があります。
ママとして働く上で、正しい知識を付けておくのも非常に重要です。
クラブのママについて解説しました。
改めて下記にポイントをまとめていきます!
クラブのママになるまでには相当な努力を積む必要があります。
その分自分の夢が叶った時は、この上ない達成感を感じられるはず!
「将来経営者になるのが夢!」と考えている人は、ぜひクラブのママも視野に入れてみてくださいね!
ナイトワークの
体験入店・バイトを探すなら
体入エミリー
北海道・東北
関東
中部
関西
中国・四国
九州・沖縄
一ノ瀬しをり
クラブ歴2年・現役ホステスの一ノ瀬 しをりです!「クラブで働いてみたい!」「クラブでもっともっと活躍したい!」そんな方たちに向けて、ためになる情報をどんどん発信していきたいと思います☺️よろしくお願いします◎
このライターの他の記事を見る