本記事ではコンカフェを業態ごとに整理しながら、営業時間や深夜営業の違法性について詳しく解説しています。
また時間帯ごとのお店の雰囲気についてもまとめていますので、コンカフェで働いて見たい方はぜひお店選びの参考にしてみてください。
「コンカフェ」は営業スタイル提供するサービス内容がさまざまで、業態によって営業時間は大きく異なります。
この記事では「カフェ形態」と「バー形態」の2タイプに分けて、それぞれの営業時間をご紹介します。
カフェ形態のコンカフェは「11時〜23時ごろ」の営業時間が多い傾向です。
例えばメイドカフェやアニメ系のカフェなどが該当し、日中に営業していて観光客や買い物ついでに人が訪れます。
また提供するサービスは飲食がメインなので、ランチを兼ねて利用する人も少なくありません。
バー形態のコンカフェは午後から深夜・早朝まで、時間にすると「17時〜朝5時」まで営業しているお店が多く見られます。
お酒の提供がメインかつ接客スタイルもよりフレンドリーなものが多いため、よりナイトワークに近い雰囲気なのが特徴です。
午後17時くらいと社会人の退勤時間くらいに営業を開始し、仕事帰りのサラリーマンが多く訪れます。
「深夜営業=違法」ではありませんが、法律(風営法)に沿った届出やルールを守っていないコンカフェ店は違法になる可能性があります。
風営法とは、正式には「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」と言い、接待行為や深夜の酒類提供に一定の制限を設ける法律です。
どういった営業のコンカフェが違法店になるのかを簡単に説明するので、ぜひ覚えて確認してみましょう。
風営法では、「接待」を伴う店舗が深夜営業を行うことは禁止されています。
接待とは「歓楽的な雰囲気の中で客に対して親密なサービスをする行為」。簡単に言えば、キャバクラのようにお客さんひとりひとりと話して気を引いたり、飲食の提供以上のサービスをしたりすることです。
キャストドリンクや指名制度、長時間の個別接客などが該当します。
仮に店名が「カフェ」であっても、実態として接待行為があると判断されれば「風俗営業1号許可」が必要となり、その場合は深夜営業(0時以降)はできません。
また接待行為を提供しているにも関わらず、風営法の届出をして許可を得ていない場合も違法となります。
接待行為がない場合でも、深夜(0時以降)にお酒を提供するには「深夜酒類提供飲食店営業」の届出が必要です。
「深夜酒類提供飲食店営業」の届出をしていないのに深夜に営業してお酒を提供している店舗は、違法にあたります。
また風俗営業許可を得ている場合、深夜酒類提供飲食店の届出は認められません。つまり接待行為と深夜のお酒の提供は法律上、両立できないということです。
コンカフェは営業時間によって、店内の雰囲気や客層、働きやすさも大きく変わります。
なぜなら、昼と夜では来るお客様のタイプが全然違うからです。だからこそ、自分に合った時間帯を選ぶのがコンカフェで長く働くコツです。
ここではコンカフェの時間帯別のお店の雰囲気を紹介します。
昼間の時間帯は比較的来店者数が少なく、常連や観光客が中心になります。
そのため店内は静かで落ち着いた雰囲気で、一人ひとりのお客様に対して接客がしやすい環境です。日中には男性だけでなく女性の来店客も見られます。
お昼ごろに営業しているコンカフェではランチメニューを提供している場合も多く、食事を楽しむお客様も少なくありません。
また店内でライブや特別イベントを開催しているお店もあり、お客様と一緒になって盛り上がる営業日も見られます。
夜になると、仕事帰りや学校帰りのお客さんが多く訪れて店内はにぎやかな雰囲気になります。
また夜にはお酒の提供をしているコンカフェも多く、テンション高めで盛り上がるお客様も多い傾向です。
ガールズバーやキャバクラといったナイトワークに近い客層で、男性が多くなります。
昼営業・深夜営業しているおすすめのコンカフェ求人をご紹介します。
昼営業しているコンカフェの求人を5つご紹介します。
店舗名 |
求人詳細 |
![]() 埼玉/大宮 |
体入時給:1,500円〜
本時給:4,000円〜 コンセプト:未経験 |
![]() 東京/八王子 【ティアラ】 |
体入時給:4,500円〜
本時給:4,500円〜 コンセプト:姫 |
![]() 東京/立川 |
体入時給:4,800円〜
本時給:4,800円〜 コンセプト:その他 |
![]() 東京/町田 |
体入時給:3,600円〜
本時給:3,600円〜 コンセプト:メイド系 |
![]() 神奈川/横浜 |
体入時給:4,000円〜
本時給:4,000円〜 コンセプト:メイド系 |
深夜に営業しているコンカフェ求人を4つご紹介します。
店舗名 |
求人詳細 |
![]() 広島/流川 【ADVANCE】 |
体入時給:3,000円〜
本時給:1,500円〜 コンセプト:アニマル系 |
![]() 東京/立川 |
体入時給:4,800円〜
本時給:4,800円〜 コンセプト:その他 |
![]() 大阪/難波 【でんぱぷらねっと】 |
体入時給:1,500円〜
本時給:1,500円〜 コンセプト:アニメ・コスプレ |
![]() 広島/流川 |
体入時給:2,000円〜
本時給:2,000円〜コンセプト:ナース系 |
![]() 鹿児島/天文館 |
体入時給:2,300円〜
本時給:2,300円〜 コンセプト:その他 |
コンカフェの営業時間に関して、よくある質問と答えをまとめました。
コンカフェで働きたい方の疑問解決に繋がるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてください。
キャスドリ(キャストドリンク)制度がある場合は接待行為と見なされやすく、深夜営業を行っていると風営法違反の可能性があります。
なぜなら接待行為をしている店舗は風俗営業許可の届出をしているため、法律で夜0時以降の深夜営業が禁止されているからです。
キャストドリンクだけではなく、指名制、キャストとのゲーム、ボックス席など接待行為と見なされるサービスを提供している場合は深夜営業ができません。
表記と実際の営業時間が異なるだけでは違法にはあたりません!
ただし、実態が必要な許可や届出がされている営業時間と違う場合は違法になります。
表記の誤差が軽微で実態に合った届出をしていれば問題ありませんが、意図的にごまかしているようなケースは要注意です。
「LAST」とは明確な時間ではなく、「お客さんがいなくなるまで・店の都合で閉めるまで」を意味します。
理由として曜日や客入りによって閉店時間を柔軟に変えられるようにするために、曖昧な表記を使う店舗が多いのです。
終電が終わった時間に退勤する場合は、送迎サービスやタクシーを利用して帰宅するのが一般的です。
例えば、都内の店舗では女の子専用の送迎車が用意されていたり、地方ではマイカー通勤を許可しているケースもあります。
深夜営業のお店で働くなら、帰宅手段についても事前にしっかり確認しておくことが大切です。
コンカフェの営業時間はお店の業態によって大きく異なり、昼のカフェ形態と夜のバー形態で特徴が分かれます。
また深夜営業がすべて違法というわけではなく、風営法に基づいた届出がされているかがポイントです。
コンカフェの営業時間と風営法には密接な関りがあるため、働くにあたってしっかり確認しておきましょう。
きらきらコンカフェ嬢を目指して今日もおきゅいん🍼🎀コンカフェ歴3年の「ポンコツめろ太郎」です✊普段はメイド×コスプレ系の王道コンカフェでお給仕してるよ♪コンカフェ業界あるあるや初心者向けの情報を発信していくのでみんな見て行ってね✨
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